SATOSHIHANGOVER

アーティスト名、経歴などを含め簡単な自己紹介をお願いします。
Hangover クルーの SATOSHI です。15歳からアメリカ / テネシー州に11年間ほど滞在していて、アメリカがレイブ全盛期であった頃に、エレクトロニック / クラブミュージックと出会いました。18歳から DJ を始めて、当初はハウス DJ として現地のレイブやクラブイベントでプレイしていました。シカゴハウスなどの四つ打ちがルーツです。その後、アメリカの汚れたドラムンベース サウンドに出会い、それ以降はドラムンベースに浸かっています。日本に帰国後、2007年には KEN, SHIGE と共に Hangover を結成し、今年6月には無事に7周年を迎えることができました。
自身が参加しているパーティー、Hangover についてお聞きします。どのようなスタイルやコンセプトで開催していますか? 毎回サウンドシステムを導入していますがその辺りもコンセプトの一つでしょうか?
Hangover は、メンバー自身が体験してきた好きなサウンド / バイブスを追い続けています。コンセプトは、汚れたサウンド、カッティングエッジ、コンクリートに響き渡るイメージのサウンドとバイブス。ちょっとダークでアンダーグラウンドな空気感が好きなんですよね。年を重ねるごとにメンバーのサウンドにも変化がありますが、芯となる部分は昔から変わっていないと実感しています笑。また、日本ではまだあまりフューチャーされていない海外アーティストを積極的に招待して、シーンに紹介できるよう努めています。サウンドシステムは最近から導入しました。ドラムンベースなどのクラブミュージックは低音を肌で感じる、体感する音楽として捉えているので、少しでも良い音でお客さんにもフルサウンドを体験してもらえたらと思っています。疾走するドラムとベースラインがテンションを上げてくれるというか、気持いいですからね。“Hangover” の意味は、和訳すると “二日酔い / 興奮後の失望感” です。意味合いとして、Hangover で大いにパーティーを楽しんで翌日はしんどいなぁ、というパーティーバイブの良さもイベントを通じて提供することもコンセプトの一つです。
Hangover では多くの海外からのアーティストを招聘していますが、どのような切っ掛けで様々なアーティストと繋がり、来日に繋げているのでしょうか?海外からのアーティストを呼んでみたいという若い DJ もいると思うので、少しでもその切っ掛けとなる話を聞けたらと思います。
これまでに Hangover メンバーも尊敬する好きな海外からのアーティストのプレイを体感して、沢山のインスピレーションを受けてきました。自身のイベントを通じて、お客さんにも同じような体験を提供できたらと思い、積極的に海外からのアーティストを招待しています。最初の切っ掛けは、KEN がアメリカから一時帰国した際に、アメリカのドラムンベース アーティスト、Mayhem を招待したのが始まりです。2006年に渋谷の No Style で “MAD featuring Mayhem” と題して、小さなイベントを開催しました。これが Hangover の原点でした。その後、Mayhem がキーパーソンとなり、彼と繋がりのあるアーティストを紹介してくれました。その繋がりで来日したアーティストが、2007年6月に開催した第1回の Hangover で招いた The Upbeats です。今度は The Upbeats がニュージーランドのアーティストを紹介してくれて、State of Mind や Bulletproof などを招待することもできました。繋がりの連鎖により築くことができたと感じています。招待した海外からのアーティストが、自身の友達のアーティストに Hangover を紹介してくれることは本当にありがたいです。海外からのアーティストを招聘するのは、予算だけでなく、事前準備など大変なことが沢山ありますが、呼んだアーティストのプレイを目の前で体験すると、それまでには無かったインスピレーションがもらえる。これからも続けていこうという原動力になります。
Satoshi さんは DJ 中にスクラッチを始めトリッキーなプレイが持ち味の一つだと個人的に思っているのですが、DJ のバックグラウンド的なものを教えて頂けますか?
DJ を始めた時に強く影響を受けたのはシカゴのハウス DJ、Terry Mullen です。彼の DJ スタイルはスムースなミックスでありながら、どこか攻撃的なカットイン / カットアウトを多用して、二枚使いやスクラッチをガンガン駆使していました。あるレイブ パーティーで彼のミックステープを購入して、ハウスでのトリッキーなプレイが当時は衝撃的で、テープが擦り切れるほど何度も聴きました。それからスクラッチを猛練習したのを覚えています。スクラッチに興味を持ち始めたら、今度はルーツであるヒップホップに浸かり、ジャグリングやターンテーブリズムにも入り込んでいきました。元々ブレイクダンスをやっていたので、ヒップホップは聞いていましたが、DJ として改めてヒップホップに入門し、Ultimate Beats & Breaks を集めたり、DJ Premiere などの NY ヒップホップも回していました。ドラムンベースとの出会いは、レイブ パーティーでのセカンドルームです。当時のレイブではメインフロアはハウス / テクノ / トランスなどが主にプレイされ、セカンドルームではヒップホップやドラムンベースがかかっていました。ブレイクダンスもやっていたのでセカンドルームにいることが多くなり、Phantom 45, Danny The Wildchild, ODI, J-Smooth, Freaky Flow, Faust & Shortee などのドラムンベース DJ のプレイを聴いて徐々にハマっていきました。ヒップホップをルーツにした DJ がドラムンベースを回しているケースが多かったので、トリッキーなプレイやスクラッチを織り交ぜたプレイに刺激を受けました。その頃には、Dieselboy, Dara, AK1200, Gridlok や Phunckateck Crew などを筆頭に、アメリカではドラムンベース シーンがより一層盛り上がりを見せていたので、更に入り込んでいきました。ハウス、テクノ、ヒップホップなどをバックグラウンドに現在に至っています。空気感も DJ には大切だと考えているので、ミックスを重視して、スクラッチやトリックは調味料としてスパイスを加えるイメージで捉えています。
今後の活動予定などを教えてください。
2014年後半の Hangover は、8月9日、10月11日、12月13日に開催します。まだ僕らのイベントを体感してない方も是非遊びにいらしてください! また、ブログや、Facebookでも情報を発信しているのでチェックしてみてください。

ありがとうございました。

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